納骨堂とは
納骨堂とは、お墓の一種でお骨を納める為の機能を持つ施設です。
納骨堂にもいくつか種類があり、大きく分けると一時的にお骨を納める事を目的とする納骨堂と半永久的にお骨を納める事を目的とする納骨堂とに分かれます。
前者の例としては、東京都多磨霊園の納骨堂などが挙げられます。
多磨霊園では、お墓がまだご用意できていない人向けに、建立するまでの間、お骨を一時的に収める目的で納骨堂を用意しています。最長5年間までのお預かりで、5年後にはお骨を納骨堂から出さなければなりません。
後者の半永久的に納める納骨堂は最近非常に増えています。
お寺が管理者となり永代供養が約束される納骨堂が増えており時代のニーズともマッチして、利用者数も増加傾向にあるようです。
メリットとしては、お墓を建立する場合に比べ比較的安価でお骨を納め供養することができ、いわゆる墓守がいなくても永代にわたってお寺側で供養してくれる事が挙げられます。
永代供養が約束されている納骨堂の場合でも、ある一定期間が過ぎると合葬墓といわれるお墓にお骨を移され、個別にではなくまとめての供養となる場合もあります。
納骨堂として購入したスペースが永代にわたって利用できるのか、それとも、一定期間の使用権で区切られているものかはご契約の際に必ず確認をされてください。